アイスクリームミックスQ&A | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
お客様からのご質問にお応えします。
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アイスクリームのQ&A | ||||||||||||||||||
Q:アイスクリームの賞味期限は? A:アイスクリーム類は省令で賞味期限の表示を省略することが認められています。 これは、通常-18℃以下で冷凍保存されると細菌は減ることがあっても増えることがないこと。長期間の化学的な品質変化が極めてわずかなこと。そして一度溶けてしまうと状態が元に戻らないため、外観がきちんとしていれば正常であると判断できることなどがその理由となっています。 Q:オーバーランって何ですか? A:アイスクリームは凍っているのになめらかな舌触りが楽しめますが、これは空気が含まれているためで、アイスクリームに混ぜられた空気の泡や脂肪の粒子が、冷たさを伝えにくくし、独特の組織とソフトな口あたりにするのです。この空気の混入割合をオーバーランといいます。1リットルのミックスに1リットルの空気を混ぜると2リットルのアイスクリームができ、このときのオーバーランは100%です。ふつう60~100%で、オーバーランが低いとねっとりした重みのある味になり、高いとフワッと軽い味になります。 当社1000ml容器入りのアイスクリームについて、「1000mlと表示してあるのに、1000g入っていないのはおかしいのではないか?」という問い合わせをいただくことがありますが、これは上記の通り空気が含まれているためで、品種によりオーバーランが異なっていて重量もそれぞれ異なります。 (アイスクリームはオーバーランを高めに、またラクトアイスやシャーベットは逆に低く設定しています。) 【オーバーランの計算式は下記のとおり】 オーバーラン(%)=(アイスクリームの容積)-(アイスクリームの重さ)÷(アイスクリームの重さ)×100 例:オーバーランが80%の1000ml入りアイスクリームの重さはだいたい550gということになります。 Q:アイスクリームとソフトクリームはどう違いますか? A:ソフトクリームとアイスクリームの違いは、一言でいえば「硬さ」だけの違いです。フリーザーから出てきたばかりの出来立てのアイスをコーンに盛ればソフトクリームになって、コーンに盛らず容器に詰めて-30℃以下で硬化したものがアイスクリームになります。つまり、ソフトクリームは“出来たてのアイスクリーム”といえます。(乳脂肪分の違いによる種類別は下記参照) この硬さの違いは保管温度の違いでもあって、ソフトクリームの製品温度は-5~-7℃で、アイスクリームは-25~-30℃で保管されています。 Q:ソフトクリームミックス1本(1000ml)からソフトクリームは何個作れますか? A:一般的なソフトクリームフリーザーのオーバーランは大体30%です。盛り付けるコーンのサイズによって異なりますが、1個当り130~145ml盛り付けた場合、1000mlのソフトクリームミックス1本からは8~10個作ることができます。 Q:ソフトクリームの中に黄色い粒々ができることがありますがこれは何か? A:当社のソフトクリームミックスは乳脂肪分が8.0%と一般的なミックスに比べてかなり高いため、攪拌時間が長くなると脂肪分が凝集して黄色い粒状になったものです。(バターの小さい粒と同じ) Q:アイスクリームを食べたら舌にピリピリ感じましたが異常ではありませんか? A: 一般的にアイスクリームからピリピリ感を感じる可能性として、ドライアイスが昇華する際に二酸化炭素が、アイスクリームに吸収されることが考えられます。ドライアイスは水に溶解すると、刺激や臭気として感じられるのです(炭酸飲料のような状態)。特に密封された容器の中で外気温との差がある場合、長時間放置しますとその傾向が現れやすくなります。商品が届いてすぐお召し上がりになるような場合にこのようなことが起こることがありますが、この現象は、アイスクリームを冷凍庫などに移して保管しておきますと時間の経過とともに二酸化炭素が抜けピリピリした感じが消失します。 Q:保冷剤のドライアイスが入っていませんでしたが… A:当店では保冷箱にアイスクリームを入れて出荷する際にドライアイスを入れて発送いたしますが、到着時にはドライアイスが無くなっていることがございます。これは、時間の経過とともにドライアイスが気化して無くなってしまうためです。ドライアイスは当店から商品を出荷した後のわずかな温度変化時にも低温を保つために入れているものです。配送中は運送会社の徹底した温度管理の下、お客さまのところまでお届けいたしますので、もしドライアイスが無くなっていても問題はございません。(万一、商品が完全溶けた状態で届いた際にはご連絡くださいませ。) Q:アイスクリームとジェラートの違いは何ですか? A: ジェラートはイタリア語でアイスクリームと定義され、凍ったお菓子(氷菓)を広義に指します。しかし日本ではアイスクリームと呼べるものは法令で乳固形分15%以上その内8%は乳脂肪でなければならないと定義さています。(下記参照)イタリアでは通常5%前後の乳脂肪でジェラートを製造するのが一般的ですので、分類・規格ではアイスクリームではなくアイスミルクになります。しかし、ジェラートは脂肪分が少ないことからヘルシーな面があることと、新鮮なフルーツなど素材の風味を生かしたアイスという特徴もあります。 アイスクリーム類の種類
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