ラベンダーガーデン物語(29)

雨の中、靴に「泥んこ団子」を作りながらの見学、ありがとうございました。


7月30日 お客さんがドット来た!―駐車場が足りない―

マスコミ各社の記事や放送が増えてくると、今まで閑散としていた「農園」が俄に賑やかになりました。7月5日の農園入園者数173名。翌日は363名。翌々日は761名です。最高の入園者数は7月14日の1008名でした。こうなると今度は60台の「臨時駐車場」では足りなくなり道に車が溢れ出しました。地元の人に手伝って頂き汗だくで一日中「交通整理」です。それでも地元住人から匿名で「苦情」の電話があったと役所から指摘されました。駐車場が3ヶ所に分散したため、5〜6分歩かなければならない方からは「こだん歩いで疲れっごだ」と苦情がありました。「道がわがん無くてやっと来た!」と怒り出す人も。 有る日パトカーが駐車場に入ってきました、続いて大型高級車が…。パトカーはそのまま帰ったので、「どうしたのですか?」と降りてきた女性に聞いた所「農園の場所がわからないので色々な所で聞いた挙句、困り果てて警察署に聞いた所『あそこは説明しても解り難いところなので先導します』と言うことなの」とは驚きです。警察の粋な計らいには感謝です。

 7月21日色々な課題を残しながらも「閉園」入園者数合計約5,000名、本当にありがとうございました。これで来年の目途が立ちました。単年度「黒字」とまでは行かないものの来年以降も続ける事が出来ます。

「これで新開地区も随分有名になったちゃなや〜」「んだなや〜、今までおなず町の人でも知らない人がいだがんなや〜」「こだん人が来るんだったら野菜でも売ればいがったなや」「んだがら3年前がらはなすていだべ」「んだげんども、一人だげだど周りでいろいろ言う人いるべっちゃ、ながながやらんねんだど」「せっかぐ場所ももうげだのぬ、もったいねがったなや〜」「来年はなんとがすっぺっちゃなや」「んだ〜。地域の財産だべっちゃ、なんとが盛りたでで利用すっぺちゃなや」「2004年ぬブルーベリー農園も開園するんだべっちゃ、そうなっとこの辺も随分変わるなや」「俺だちもかわんねっけなや、いずまでも役所ばりあでんすても、なんぬもはずまんねがらなや」「その後役所がら何がいってきたすかや」「なんぬも言ってこねちゃ、なぬ考えでいるんだが」「農民と一緒ぬやっていぐ気持つあるんだべがね〜」「この前県の担当者が、ラベンダーぬは関心ありませんとはっきりいっていだど」「ほだごってはいずまで経っても、農業も農村もかわんねべっちゃなや〜」