ラベンダーガーデン物語(23)

3月25日 ブルーベリーガーデンが動き出しました。
      これから新たにブルーベリーガーデン物語が始まります。


4月14日の植付けを待つ
2000株のブルーベリーの苗

田んぼを畑にするため、11,000uの周囲に重機で土構を掘った。

「そして4人の男たちは立ちあがった」
―これは少し歳の入った百姓たちの物語である―
           文責 遠藤慎一

「今年の減反面積まだ増えるんだどっしゃ。これで田んぼの1/3が米つぐれね〜どは!これがらなじょんなるんだべっ」
「この前の新聞さ、県内の農家1戸当りの平均年収入が90万円切ったど書いであったげど、 後継者がいなぐなんのも当たり前だっちゃなやぁ。なじょんすて食って行げって言うのやぁ」
「ぅんだなやぁ。これで『農家元気出せ』って言われでも元気でねべっちゃぁなやぁ」
「俺達役所の言われるまま、真面目に仕事してきたげんとも、それでこの有様だがらなやぁ、本当、だれがわるいんだべっ!」
「そごさきて狂牛病だべっ、一家心中すろって言うこどだべがぁ。本当、ベご飼っている農家は、なじょんするごども出ぎねいどごさきてっとは!」
「ぅんだなやぁ〜。この前○○さんどごさ、ベごの堆肥もらいさ行ったら、『ベご2〜3頭けでやっから持っていがねがぁ』だど、古くなっだベご、処分できねいんだってしゃぁ、困ったなやぁ〜」
「なんだがだんだん訳のわがんねい世の中さなってきたなやぁ」
「訳がわがんねぇと言えば、最近役所で『有機野菜つぐれ』って言うべぇっちゃ、ぅんだげんとも、○○さんとごの倅、スーパーで働いでいるんだげんとも、虫のついだ、色の悪い野菜は、売れねぇとしゃべってだど。やっぱり見栄えのする野菜でないど、だめだどってしゃぁ」
「なやぁ〜、なじょんすればいいんだべっ。役所は『農村振興』だなんてかげ声だげで、ほだごって何ぬも変わんねべっちゃなやぁ」

「まぁ役所の悪口なんぼいったって、百姓も村もなぬも変わんねっちゃ。俺達だいぶ歳入ってるげんとも、後の世代のためぬ、もうすこす頑張ってみっぺっちゃぁ」 「あのやぁ、減反田さブルーベリー植えるのは、わがるんだげんとも、儲げ出でくるの5〜6年先のはなすだベ、それまで俺、生ぎでいられるんだらば良いんだげんとも、いづ何時どうなっがわがんねっちゃ、ほいづすんぱいだなやぁ」
「そいづはわがるげんとも、何もすなければ、何もはづまらねっちゃぁ。お墓さ小銭持っていっても、何ぬもなんねぇべ。ぅんだったら、村さなぬが残す第1歩を考えだら良いんでねぇべがぁ。」
「○○ちゃんは何すて、この会やめだのっしゃ」
「かあちゃんや息子の反対ぬあったんだどっしゃぁ『なんで人の為ぬ、あんだが苦労すねばねえのが』だど、人の先頭に立づんだがら、苦労と言えば苦労だげんとも、ボランティアでやる仕事でないんだがら、そごんどご、わがってほすがったなやぁ。田んぼを持っている人は、田んぼを出す。ブルーベリーの苗を持っている人は、苗を出す。農機具を持っている人は、農機具を出すて作業する。経営能力のある人は、知恵を出す。こんなこどででぢる事業を考えでるのっしゃぁ。むがす、この辺でも『結い』があったべっちゃぁ。お金をでぢるだげ使わないで、あだまを使えばでぢるごどあるんではないがど思うのっしゃぁ」
「本当ぬ儲がるのすかぁ」
「そいづは、おれさもわがんねげんとも、いままで3年間ブルーベリーを勉強すてみで、『お金かげなげれば成功する』ど思う。あんまり欲ださねで、米の2倍の売上ど利益。手間も田んぼど同づがそれ以下ぬでじれば、成功するんではないべがぁ。あどは、第1歩を踏み出せるがどうがなんでないべがぁ」

大河原町新開ブルーベリー研究会これまでの経緯
○1999年10月:「新開新しい村はこんな所」の提案
 詳細はこちらhttp://from-zao.com/garden/l_garden/L_gard(p).htm
○2000年5月:20,000uのラベンダー農園に苗の植え付け
○2001年7月:山形県のブルーベリー農園を村民8名で自主視察
○2001年8月:「大河原町新開ブルーベリー研究会」を村民4名で発足  3日後2名抜け解散
○2001年12月:新たに村民2名を加え、会の発足

(議事内容)
  運営組織:出席者4人の任意団体(一人は保留)の経営とする。
  名称:「大河原町新開ブルーベリー研究会」
  代表者:富川一男(山田源一・丸田清志・遠藤慎一は役員とする)
  会計:遠藤慎一(事務局を含む)
  事業開始年度:2001年12月28日(本日をもって事業開始とする)
  ブルーベリー予定用地:金が瀬新開22番地〜40−1番地の約11,000uの田んぼを借用する。
  事業計画案:別紙(売上・利益とも、水田の二倍を目指す)
  事業スケジュール案:別紙(平成16年8月開園を目指す)
  経営の形態:全てを「観光農園」として経営。
  問題点:予定地は数十年に1度の大雨で冠水する地域、具体的対策が必要。
  できるだけ少ない事業資金の経営の模索と実施を心がける。
 (経営者名簿)
  代表:富川一男 大河原町金が瀬新開63 TEL0224-52-5383
  役員:山田源一 大河原町金が瀬新開90 TEL0224-52-5189
  役員:丸田清志 大河原町金が瀬新開67 TEL0224-52-5384
  会計(事務局):遠藤慎一 大河原町字南20−2  TEL0224-52-1716

○2002年3月:今後の作業日程の確認
○2002年4月:13(土)・14日(日)ブルーベリーの苗1,200株植え付け 雨天順延日程不明
○2002年6月:14日(金)ラベンダ―農園のオープン7月21日まで